石は想像以上に重く、竿石だけでも100㎏以上になることがあります。お墓全体(墓石や外柵、墓誌や灯籠など)が乗ることを考えると、丈夫なお墓を建てるのに欠かせないのが「基礎工事」です。石のや石材では、完成すると見えなくなる基礎部分も丈夫で安心の施工を致します。
1)地盤の強化
地盤を強化する為に、砕石を入れてからランマ転圧をします。砕石の厚みは、工事する場所に合わせて基礎が傾かない様に、転圧します。
2)基礎折れ防止の為に鉄筋
直径13㎜、400ピッチで、基礎が折れにくい構造にします。
3)基礎の強度をUP
バイブレーターで振動させる事により、コンクリートと鉄金との隙間をなくし、基礎の折れ防止、鉄筋のサビを防ぎます。
4)ベース基礎の完成
当社は、傾きにくい一体型基礎をご提案しております。大きな穴は納骨室内の部分で、周りの小さな穴は、水抜き用です。
5)外柵の設置
外柵石の底面に溝を付けて、セメントと石を密着させ、石がズレない様に加工をします。こういったひと手間が、丈夫なお墓になる理由の1つです。
6)耐震ボンド
外柵の小口部分に、耐震に強いボンドを使用し石のズレ、角欠けを防ぎます。
7)金具の設置
L金具(ステンレス製)石のズレを防止します。石がズレない様に工夫した、特殊な自社製金具を使用しています。
L鉄金(ステンレス製)コーナー部分2ヶ所ずつに取付け、より丈夫にします。
金具によっては、留めていても、時間の経過とともにズレてしまうことがあります。石のや石材の自社製特殊金具は、石のズレを防止できるよう工夫をしました。石の底面に溝+耐震ボンド+特殊金具で、丈夫なお墓づくりをしています。
8)水抜きパイプの設置
基礎の上に溜まる水が、お墓の下へと流れて行くように、水抜きパイプを数か所取り付けます。
9)お墓設置部分の強度UP
お墓設置部分のの2回目の基礎。強度をUPさせるため再度バイブレーターを使用しています。
上記のような基礎工事は、お墓の下に見えなくなります。石のや石材は、「お墓を建ててしまえば終わり」ではなく、10年、20年、30年・・・と、ご家族で大切に受け継がれていくお墓を、いつまでも安心・安全にお参りいただけますよう、今後も丈夫で良い基礎を徹底して参ります!