能美市大成町にて、インド産RYOのオリジナルデザインの洋型墓石を建立!

ホームページをご覧いただきましてありがとうございます。石川県一円にてお墓のお仕事をさせていただいております、石のや石材の松上です。

これからこちらのブログにて、当社のお墓の施工のようすやお墓のご紹介、お墓に関わる情報など、様々なことを発信してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

初回の今回は、能美市で建立させていただいたオリジナルデザインの洋型墓石をご紹介いたします!

 

能美市大成町 町内墓地 洋型墓石建立 インド産RYO

 

能美市の地域の墓地にお墓を建てたいというお客様からご相談をいただきました。当社には色々なお墓を実際に見ていただける展示場があり、「たくさんお墓があるみたいだから」とお越しくださいました。4,5年前に亡くなったご家族様のご遺骨を手元で供養されていたそうですが、「そろそろお墓に入れてあげたい」とお墓を建てることにされたそうです。大切なご家族様のため、「いいお墓にしてあげたい」というお気持ちをとても強く感じました。

お墓の形ついては、地震のことも心配なので、建てるなら高さがなく安定感のある洋型がいいと以前から思われていたそうで、展示場にあった洋型のシンプルなお墓を「素敵やね」と気に入っていただけました。そのほかの細かいご希望についても、草が生えないようにすること、周りに敷く玉砂利にもこだわりがあることなどご希望をうかがって、図面を作成して何度かやり取りをさせていただきました。

 

完成したお墓です。当社オリジナルデザインの洋型墓石です。高さを抑えた安定感やお掃除のしやすい点、法名板がお墓と一体になっていて、墓誌を設ける必要がない省スペースな点も気に入っていただけました。

 

使用した石はインド産のRYOという黒系の御影石で、吸水しにくく品質のよい、高級御影石のひとつです。棹石の両端にこのように大きく加工を入れることで、立体感や高級感を出しています。

 

正面の文字は何度目かのお打ち合わせの時に、「やすらぎにしてほしい」とご希望いただいて、いくつか書体の見本を見ていただきました。大きな字ではなく少し小さめに控えめにしたいとのことでしたので、バランスを見ていただいて決定しました。文字の深さは、汚れが溜まりにくいようにご希望で浅めの彫刻で仕上げました。

 

法名板は、骨蓋(納骨室の蓋石)を兼ねています。こちらも当社のオリジナルデザインです。今後納骨される方があまり多くないご家族や、なるべくシンプルにしたい方、ご予算をできるだけ抑えたいという方にはよくお選びいただいています。今回は敷地の広さから考えてご提案し、気に入っていただけました。

 

納骨室の底には、中に湿気が溜まらないようにする乾燥砂を入れて仕上げています。この上にお骨壺を安置します。

 

中央が蝋燭立、両端が線香立です。蝋燭立が3本と線香立が2本という、能美市や小松市では基本の形です。

 

花立です。花びらをモチーフにした、上品で優しいイメージのデザインです。

 

砂利についてはお客様から「大きい砂利がいい」とご希望があり、八分(直径2.5cm)の大粒のものを敷きました。通常の倍くらいの大きさがあります。通称「那智黒」と呼ばれる砂利石で、落ち着いた印象に仕上がっています。砂利の下はコンクリートで防草施工をしました。

 

背面から見るとこのようになっています。棹石背面は、建立年月を彫刻しています。

 

完成したお墓をご覧になったお客様は、「想像以上に素敵なお墓になった!」ととても喜んでくださいました。私どもとしても、オリジナルでデザインしたお墓を気に入ってお選びいただけたことはとても嬉しかったですし、完成したお墓は展示場にあった時とはまた雰囲気が違って、「文字を彫るとまた素敵になった、ありがとう」ともおっしゃっていただくことができました。何よりも、亡きご家族様のため「いいお墓にしてあげたい」という強いお気持ちをお持ちだったお客様に、「思っていた以上」ととても喜んでいただけたことは、本当にうれしく思っております。これからも末永く、気持ちよくご供養いただければ幸いです。何かお困りの際にはいつでもお声かけください。このたびは当社に建立をお任せいただきまして、ありがとうございました。

今回は、能美市で建立させていただいたオリジナルデザインの洋型墓石をご紹介しました。今後も完成したお墓や施工のようすなどをご紹介してまいります!よろしくお願いいたします。